2026年5月12日

いわきの中小企業にご検討いただきたい2026年度の補助金のご紹介

今回は、いわき市の中小企業の皆様、個人事業主の皆様にご検討いただきたい2026年度の注目の補助金をご紹介いたします。

自社の新規設備投資や省力化・省人化を検討中で、以下の補助金の仕組みにマッチするようであればぜひ活用をご検討ください。

 

1.デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)

中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金になります。

「通常枠」、「複数者連携デジタル化・AI導入枠」、「インボイス枠」、「セキュリティ対策推進枠」という複数の枠がありますが、今回はその中でも「インボイス枠(インボイス対応類型)」に注目したいと思います。

「インボイス枠(インボイス対応類型)」は、インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、PC・ハードウェア等の導入を支援するものになり、他の枠と異なり、ITツール(ソフト)のみならずPC・タブレット等やレジ・券売機等のハードウェアの購入費用も補助の対象となります。

 

2.中小企業省力化投資補助金(一般型)

中小企業省力化投資補助金は、中小企業等の売上拡大や生産性向上を後押しするために、人手不足に悩む中小企業等に対して省力化投資を支援する補助金になります。これにより中小企業等の付加価値額や生産性向上を図り、賃上げにつなげることを目的としています。

類型としては「カタログ注文型」と「一般型」の2種類がありますが、今回は「一般型」に注目したいと思います。

※「カタログ注文型」と「一般型」の違いについてはこちらをご確認ください。

「カタログ注文型」はその名のとおり、所定のカタログに掲載された汎用製品が補助対象となるのに対し、「一般型」は、各社や個別現場に合わせたオーダーメイド性のある設備導入やシステム構築が補助対象となっており、かつ、補助上限額も最大1億円と「カタログ注文型」(最大1500万円)よりも大幅に引き上げられています。

個別現場や各社の事業内容に合わせた多様な省力化投資を支援する補助金となっていますので、ぜひご検討いただければと思います。

ただし、この中小企業省力化投資補助金(一般型)を利用する場合、一定率の労働生産性成長率の向上、一定率・一定額の賃上げを達成する必要があり、未達の場合には達成率に応じた補助金の返還が必要になる場合があります(概要はこちらをご確認ください。)。

そのため、利用に際しては、補助金申請を支援している専門家(中小企業診断士、税理士等)から、上記の要件を達成できそうか、賃上げ等により今後数年間の支出増額がどの程度と見込まれるのか(補助金交付のメリットを打ち消すほどの大きな負担にならないか等)といった点について、丁寧にアドバイスを受けることが必要です。

 

磐城総合法律事務所では、今後もいわき市の中小企業・個人事業主の皆様にお役立ち情報をアップしていきますので、ぜひご活用ください。

この記事を書いた人
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