2017年2月17日

小中時代を思い出す「村田進学塾」~いわきの弁護士新妻弘道のブログ~

いわき駅周辺に、「村田進学塾」という塾があります。

実はこの塾、私が小学生5、6年生くらいから中学卒業時まで通っていた塾になります。

当時は北白土の辺りにひっそり(失礼な表現ですいません)とあった塾で、勉強への意欲があまりなかった入塾当初の私は、塾長や塾長夫人にバシバシ鍛えられていました。夏の勉強合宿と,塾長夫人の口癖は今も記憶に焼き付いています。

おかげ様で,「解けない問題が解ける達成感」,「分からないことが分かる快感」を知ることができ,勉強が苦でなくなりました。特に数学が最も好きでかつ最も得意科目になったことは,現在の弁護士という仕事をする上で非常に助かっています。

法律は「文章で行う数学」みたいなもので,数学的な論理的思考ができる人にとっては実はあまり難しい学問ではありません。しかも,「文章で行う数学」と言っても,数学レベルで言ったらせいぜい二次方程式とか二次関数くらいのレベルです。

法的問題の解法やパターン,あるいは法律の建付けやパターンというのは実はごく少なくて(感覚的ですが,20~30くらいのパターンにどの論点や法律も当てはめられるようなイメージ),ただ,司法試験合格レベルに持っていく上で頭に植え付けるべき情報が非常に多い,という感じです。

なので,理系から文系に移ってきて比較的すんなり司法試験に合格する方は結構おります。お医者さんとか,工業系畑出身の人とかですね。数学的な論理的思考が反射のようにできる人で,記憶力も自信あり,という人たちですかね。

逆に文系の人が医者になるというケースはあまり聞かないので,やはり法的な思考は理系の人のほうが馴染みやすいのだと思います。

ごく個人的な偏見ですが,数学が得意になると,論理的思考ができるようになるし,雑多な情報の中から必要な情報を取捨選択してシンプルな思考でゴールに向かって一直線に解き進める力も養われるので,将来仕事をする上でとても役立つと思います。仕事の生産性や様々な行動の効率性も上がるんじゃないかと思いますので,子どもができましたら,とりあえず数学を好きになってもらうように仕向けようと思っています。

私の勉強の基礎を作ってくれた「村田進学塾」,小中学校時代の思い出が蘇る貴重な場所です。

なお,ステマみたいな投稿ですが,断じて違います(笑)

この記事を書いた人
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