2020年8月17日

甲子園交流試合・磐城高校野球部のプレーに思うこと~「興奮」、「緊迫感」、そして「感動」というスポーツの本質~

2020年8月15日、甲子園にて磐城高校vs国士館高校の交流試合が行われました。

 

母校の久しぶりの甲子園での試合であり、かつ、私自身が磐城高校野球部OB(2002年(54回)卒)ということもあり、非常に楽しくテレビ観戦させていただきました。

現監督さんが私の2学年上の野球部の先輩、現部長が私と同期の野球部キャプテン、さらに昨年度(選抜出場決定時)の校長先生が私の代の野球部部長さんと、野球部関係者とも多くのご縁があり、その意味でも感慨深い試合でした。

※蛇足ですが、相手校の国士館高校とも、大学時代の野球サークルの先輩(甲子園出場経験ありの、今まで見たショートの中でダントツに一番うまかった方)の出身校という、恐ろしいほど薄~いご縁がありました。

 

さて、試合のほうは惜しくも3-4で敗戦となりましたが、後輩達のプレーに大いに興奮・感動させてもらいました。

 

バントミスや走塁ミスなどいわゆる「磐高野球」らしからぬミスもありましたが、それを補って余りある数多くの好プレーがあったナイスゲームでした。

OBとしてのひいき目なしに、初回の守備でのホームタッチアウト、レフトのダイビングキャッチ、ライトのホームへの好返球など数多くの好守備、一塁手のカメラマン席へのダイブ等の全力プレー、キャッチャーのタッチをかいくぐる好走塁等があり、観戦したいわき市民の多くが感動したと思います。

得点が入ったときや失点を防いだときの「興奮」、追いつかれ勝ち越されるなど1点を争うシーソーゲームとなったときのあの「緊迫感」、そして勝敗と関係なく、自分達のスタイルを貫いて勇敢に戦い切ったことが観客に与える「感動」は、アマチュアかプロかを問わず、スポーツの本質を示してくれたように思います。

あの試合を観て、「磐城高校の試合をまた観てみたい」と思ってくれたいわき市民、そして「磐城高校で野球をしたい」と思ってくれた小中学生は少なからずいたはずです。

たとえ敗れたとしても観る者に感動を与えられることがスポーツの本質・醍醐味であり、「たとえ負けるとしても、自分達のスタイルを貫き美しく負ける」ことが大切であると改めて実感しました。

弁護士の世界において「自分の美学や使命を持つこと・貫くことの重要性」という視点は、過去のブログ~弁護士のミッション(使命)という道標~、~弁護士業界の現状と今後(2019年8月)~等でも少し触れておりましたが、後輩達の素晴らしい戦いぶりを見て、私もまた初心に帰って頑張らないといけないなと決意を新たにしました。

野球部後輩の皆さん、感動をありがとう!!

 

この記事を書いた人
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