医療事件

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まずは弁護士にご相談ください!

医療事件でお悩みの方へ

医療問題や医療過誤と思われる事件でお悩みの方は,まず弁護士にご相談ください。
医療過誤の解決をする上で最も重要なのは,事実関係を正確に把握することです。
医療行為や医療過誤があった直後から弁護士に相談し,事実関係の調査.や証拠書類の保全などを迅速に行う必要があります。

医療問題・医療過誤に対するスタンス

磐城総合法律事務所では,むやみに訴訟提起を行うことはしません。事実関係を入念に調査し,医療機関の実情にも配慮した上で,患者側の意向を最大限尊重できる解決策を目指していきます。

一昔前は,医療過誤と言えば訴訟提起のイメージがありました。
訴訟によって事実関係を明らかにし医師や医療機関の法的責任を追及することは決して間違いではありませんし,取りうる選択肢の一つであることも間違いありません。
しかし,医療過誤訴訟の増加に伴い,医療機関側が,訴訟提起を懸念するあまり先進的な治療法の実施を躊躇するなどの弊害が生じてしまいました。
また,昨今指摘されて久しい地域医療の崩壊により,特に地方の医師の負担がますます増大しています。
大多数の医師は,目の前の患者を救うべく真剣に治療にあたっています。「この患者はどうなってもいい」と考えて治療に当たる医師は皆無でしょう。
それにもかかわらず,時に長時間勤務による疲労が原因となって,時に自己の処理能力を超える人数の患者を同時に診察しなければいけなくなって,医療ミスが起きてしまいます。
当事務所では,このような医療機関側の事情にも配慮し,まずは事実関係の調査を入念に行い,患者の意向を最大限尊重できる解決・患者側の真の救済につながる解決を目指していきます。

医療問題・医療過誤への対処方法

1.入念な事実調査が最も重要!

医療問題を処理する上で最も重要なことは,事実関係・事実経過を正確に把握することです。
医療過誤があったか否か,今後の解決方針をどうすべきかなどの重要事項を決断するためにも,まずは事実関係を正確に把握しなければなりません。
そのためには,相談者からの事実関係の聞き取り,カルテや看護記録などの資料の収集などを入念に行う必要があります。
この事実調査をしっかり行おうとすれば,期間としては最短でも数か月,長ければ1年程度はかかると思われます。

2.診療記録の入手方法

訴訟等に入る前の診療記録の入手方法としては,①証拠保全の申立て,②カルテ開示の2種類があります。
①証拠保全の申立ては,裁判所を利用して診療記録の保全(改ざんや破棄の防止)を行う手段です。コストや時間はカルテ開示よりもかかりますが,裁判官と共に現場で原本をチェックすることが可能であり,改ざんされていないかチェックが可能です。
改ざんが疑われる部分があれば,裁判所が作る検証調書という書類にその内容が記載されますので,裁判所にも改ざんの疑いありとの認識を持ってもらうことができます。
②カルテ開示は,個人情報保護法や各自治体の条例を根拠に認められている手段で,自己情報の開示を請求するものです。
原本の閲覧申請を併せて行わないと改ざんの有無をチェックすることが不可能であり,裁判所に改ざんの疑いありとの認識を持ってもらうこともできません。
しかし,証拠保全の申立てに比べコストも時間もかからずカルテ類を入手できます。
医療機関の規模に応じて両者を使い分けていく必要があります。

3.医師,看護師などの専門家の協力が不可欠!

医療分野は非常に専門的な分野であり,弁護士だけで,専門的かつ大量の医療知識を熟知し,病状や治療方法に精通することは困難です。
したがって,医療問題の解決のためには,問題となっている分野の医師や看護師の協力が必要不可欠です。

医療問題の解決方法

入念な事実調査の結果,医療過誤があったという場合,基本的には,①示談交渉,②民事訴訟の提起のいずれかにより解決を図ることになります。
どちらが適切かは事案によります。患者側の意向は当然のことながら,医療機関側も医療ミスを認めているのか否か,問題となっている医療ミスの内容(施術や方針決定にミスがあったのか,単に説明義務違反があったに過ぎないのかなど),予想される賠償額,争点について立証可能かどうかなど,様々な事情を検討して方針を決定します。

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